先週から学び始めた始めた「ZAT」ゼロ式姿勢調律法

内田真弘先生の、呼吸と体の教室です。

昨日の講義の記事に、内田先生がコメントを寄せてくださいました。

「呼吸と息遣いの違いを(体感してほしい)」

呼吸と息遣いの違い、私はこう解釈しています。

呼吸は、自律神経

呼吸とは、自律神経が司る機能です。

自律神経って?

それが乱れると、命が続かなくなる機能をコントロールするもの。

自由意志でうっかり呼吸を止めてしまって、うっかり死に至ったら大変です。

試しに息を止めてみましょう。

限界を超える方も、いらっしゃるかもしれない。

意識が朦朧としてきたあたりで、自然に呼吸は復活します。

ヨガの苦行で、「水中の行」を行うこともありました。

「水中」なのは、空気中だとどうしても体が勝手に呼吸をしてしまうから、なんです。

内田先生が、わざわざ「呼吸」と「息遣い」を分けていらっしゃるのはどうしてか?

「息を遣う」のは、私たちの意志です。

つまり、生命を維持する呼吸ではなくて、なんらかの意図を持った「空気の出し入れ」が息遣いだということ。

実は医学的にも、呼吸には

・生命を維持するための呼吸

・情動呼吸

の二種類があります。

情動呼吸とは、例えば緊張して息が浅くなる→深呼吸して落ち着かせる

一日の終わりに、暖かい湯船に身を沈める→ため息をつく

生きるための呼吸とは違った、息の遣い方。

情動呼吸が、息遣いにあたり、それをヨガではプーラナヤーマと呼ぶのです。

息遣い=プラーナヤーマ

プラナヤマは「呼吸法」と翻訳されます。

しかしこれは誤訳に近いと私は考えています。

プラーナとは、宇宙・世界にあまねく満ちているエネルギーのこと。


数日前に、太陽フレアが起こり、地球上の通信機器への影響が懸念されましたね。

これもプラーナの一つの形と言えるでしょう。

人体内では、呼吸や体液の循環・思考の動きなど、いわゆる生命エネルギーと呼ばれるものになります。

ヨガは、世界を調和する試みです。

全ての私たちは、私たちという小さくて複雑で、そして途方もなく大きな宇宙を持っています。

プラーナヤーマは、私たちに内在している宇宙を調和させるための、エネルギー循環を整える試みだと言えるのです。

プラーナ+アーヤーナ=プラーナヤーマ

アーヤーナとは、「伸ばす」「コントロールする」という意味。

この言葉の意味からも、何をするのか、何が目的なのか、わかりますね。

呼吸は心に引っ張られる

ランニングをしている方は、よくお分かりになると思います。

呼吸が苦しくなってきた、ということと、呼吸が乱れる、は別物である。ということ。

運動を続けるために、熱量を生産する材料として酸素が使われ、よりたくさんの酸素を必要とする呼吸

「あ、苦しくなってきた・・・」という動揺が呼ぶ、呼吸の乱れ

同じようで、全く違います。

体の働きに応じて変化するのが呼吸

心の動きで変化するのが息遣い=プラーナ

プラーナは、自分の意思(意志、ではない)で手綱をとるものなのです。

すると、体の動きが変わってくる。

体の動きがプラーナを通すようになると、ますますプラーナもよく通ってくる。

すると、心がすっと静かになる。



内田先生がさらりと寄せてくださったコメント、とっても深い言葉なんです。

これだけで、もう惚れ込むよね!

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